悩みと成長

悩みと成長
悩みは人生の糧となるなどと申します。
しかしそれは後日談で何とでも言えることであります。
現在進行形で発生している悩みや苦しみは当人にしか分かりません。
人間に悩みは尽きないものです。
どうにも動きの取れない悩みや苦しみがあります。
過去の傷、過去の失敗を繰り返しが頭を過っては暗闇から抜け出せない人もいます。
また、現在にいきずまって悩みを抱える人もかなりいらっしゃいます。
しかし、この不快な悩みはどこから来て人間に何の意味をもたらすのでしょうか。
悩みを考えてみましょう。
◆悩みの役目
もし現在こうした悩みや苦しみの中にいる人には、理屈抜きで頑張って下さいとしか言えません。
というのも、このブログで何度も書きますように現在の自分は心の鏡宜しく「考えた通りの自分」であるからです。
人間は、意識の顕在意識(心・感情・本能)に突き動かされます。
これが自己管理出来ていればよいのですが、人間の進化の途上ではこの不可解な悩みや苦労の想念が必ず発生するものです。
これは、創造のシステムからして当然のことなのです。
つまり、正負の法則に与する快・不快(悩み・苦労・不安・怒り)は意識の領域にも波及し人間の進化と発展に一役買うからです。
これらの意識の負の部分の学習と認識が次なるステージを約束します。
避けて通る場合もありましょうが、学びの段階では実在の悩みや苦労を嬉々としてやることになります。
※例えば、嫌いな上司がいて憎む自分が嫌いなどでは、認識と学びのない場合カタチを変えてその不備な部分の学習を何度も学習します。つまり、人、環境に遭遇します。
こうして、人間は次第に知識を増やし角がとれ人間として完成度を上げてゆきます。
数日前のブログの「人生は劇場」にあるように学びが終われば、自分の意識の進化にとって必要な次なるステージが用意されます。
以前に比べれば格段に居心地がいいのですが、暫くすると意識はより向上を求めて次なる障害物?を造ります。
人間は、悩みから解放されるように仕組まれているのですが中々意識の気づきには時間と忍耐と訓練が必要なのです。
◆悩み、怒り、悲しみは幻想ではない現実のリアリティー
日常の生活や社会生活の中に度々現れる暗い影は、リアリティーをもって我々の想念を毒します。
確かに世の中を見渡せば、いい人が本当にいませんし悪意で満ちた人ばかりが目立ちます。
これは事実でしょう。ですから先ずそれはそうであると一旦認めましょう。
★あいつだけは許せない。★あいつさえいなければ。★きっと呪ってやるなどは誰もが体験します。
★怒り★恐怖★憤り★隠しておきたい知られたくない秘密体験★明らかな罪★後悔と罪の意識★苦い思い出★残虐行為★裏切り行為など…限りなく存在します。
悔しい、悲しい、怒りが収まらない、不安に駆られる、死を考えてしまうなど数え上げたらきりがないのです。
そして折に触れては過去の情景が鎌首をもたげます。
心の綺麗な人に限って傷つき自分を無価値な人間、悪い人間と勘違いします。
悲しさ、苦しさ、悶え、自責の念が意識に昇り感情を萎えさせ、心に闇をもたらします。
ただ、言えることはこうした不快であることは、時間とともに霧散する性質があることです。
初めに、この過去からのしつこい悩みから解放されるのは可能と述べておきます。
無論、努力と気構えも必要ですが…。
まず、それには悩みの仕組みと人生の正負の法則の知識を得ることです。
次に苦労や悩みといった想念と上手く付き合うための意識の存在を知ることです。
この過ぎ去った過去の失敗の処理方法が会得できると、ストレスに強くなり健康で明るい前向きな生活が約束されます。
◆悩みの仕組み
悩みの想念は生きています。
気にも留めずに発する暗い悩みの想念は、外界に放出され必ず相応の結果をもって自分に返ってきます。
これをブーメランの法則と言います。(下段に簡単に書いておきます)
過去に発せられた暗い想念は、縁に触れて当人の意識上に上がってきます。また、現実化します。
悩みの想念に限定すれば、更なる悩みが出した分だけ断続的に自分に押し寄せてきます。
一度出したものは消えませんから悩みの題材を求めて外界に学びの現実、ここでは悩みの現象に取り込まれます。
しかも、時間とともに忘れ去られるようですが実際は自分の霊的領域が完全にプラス・マイナスの認識をしていない場合、再度思い悩むような現実を作ります。

≪振れて進化する≫
◆悩みの題材は何でもよい
この悩みの想念には、法則があって意識に昇ったら必ず外界に発信されて、その結果を自分にもたらす性質があるのです。ムラッとする題材は、誰でも何でもいいのです。(初めは認めたくないはずが…)
一旦、何かの縁で過去の悪想念が取り込まれると大変です。
普段優しい人でも、目の前を通り過ぎるネコでさえ石を投げたくなります。
実態のない影に怯え、自分に自信のない分他人を見下し呪います。
後になってみれば、自分の内的な投影なのだと分かるのですがその時は気づきません。
通常は、実態のない何かのせいにします。
◆解決策はないのか
しつこい過去の悩みは、本人の中に嫌悪感があればある程何度でも悪想念が湧出してきます。
意識の学びのない以上何度でも手を変え、品を換えて何度でも次の生に持ち越してまでやります。
しつこい顕在意識の癖はそう簡単には修正できません。
この悩みの意味を理解し人生に平和と調和をもたらしたいと心底思う位に経験と修練を積むと深層意識の霊的部分がヒントを出してきます。気づきです。
散々苦労して始めて獲得できる真理というものです。
現代合理主義では白か黒、好きか嫌いか、勝ちか負けかの明確な線引きが成されます。
しかし、これが間違いの元です。
この中間の「遊び」がなくてはなりません。(ハンドルの遊びと同じです)
自分の意にそぐわないものは全部NOと言えたら世界は破滅します。YESでも同様です。
つまり正負からあらゆる問題点を分析し学習し整理する習慣を身につけるのです。
悩み解消の決定版などあるはずもなく、ああでもないこうでもないと悩みもがき苦しんでこそ、自分なりの判断を導き出すものです。
それが正解なのです。
それによって初めて人間は、知恵を学び忍耐を知り愛と真理の道を明確に歩み始めるのです。
知るべきは、失敗や悩みは人間の完成と成長に欠かせないもので不快なものであるということ。
そしてそれら粗い波動の体験や経験が昇華され知恵となり英知となって次なる発展や進歩をもたらすというものです。
悩みの本質を知り、悩みから逃げるのではなく意味のある悩みと意味のない悩みを区別することです。
この点が理解できると人生の意味が分かってきて、その分心の自由を獲得できるようになります。
「ああ、昔はあんなことでクヨクヨ悩んでいたな」と回想できるようになります。
◆悩みの逆転
解決策は、自分の深層意識に聞くことです。
不快の想いは明らかに逆の快の到来の前ぶれサインです。
また、ヒントとしては一番の自分の弱点がその原因であることが儘あるものです。
一度逆に力を落として素直に負けてしまうのも逆転のコツということもあります。
出来るだけ偏りのない真理に近い眼力、慧眼(瞬時に真理を見極める)を持つ努力をするのです。
そんな難しい事…。という方もおいででしょう。
意識の力を信じて下さい。
一気に解決される場合もありますが、解決に時間のかかる場合もあります。
いずれにしても自分の意識はその解決の糸口を知っています。
それに耳を傾けるべきです。
※これは、悩める若人に伝えております…。出来ている方はそれで結構です。
◆必要な苦労と悩み
悩みの元になる題材は、人間の成長する上で欠かせない負の部分です。
つまり、乱暴な言い方をすれば、過去の悩みの発端となる題材は何でもよいのです。
人間は、日々学びその体験や経験を次に活かす成長と進化を備えた存在です。
当人の持つ利点、欠点は本人の深層意識が最も知るところです。
それは、遠い過去世からの連続の今なのです。
たまたまの性格や趣味や感情や心ではないのです。
人生はゲームに似ています。持ち駒の長所を最大限に活かし、短所を最小限に抑えようとします。
また、その短所を認め忍耐強く修正してゆく姿勢は人間の最大の美徳の一つに数えられます。
人間は、より進化を遂げるため、座標点を少しでもアップさせるために、自らの中のカードを色々に使って完成を目指しているのです。
ですから、人生を完成させ未完成、不備な部分は出現するのは当然なのです。
必要な悩みには素直に取り組みましょう。しかも悩みのための悩みとして悪想念にしないことです。
「悩める思索家」程度がいいのです。
どうしても次の進展のために必要な今の自分の持っていない要因(カード・駒)が存在するとします。
すると深層意識は、苦労を賭してまで学んでおかねばならないものと判断した場合、苦労も嬉々として乗り越えようと努力します。
◆過去は戻ってこない法則
先に解決法に書きましたが、今の負は必要があるからやっていると考えるのが妥当です。
次に過去のしつこい悩みの仕組みを知ることです。
この世界にたまたまはありません。
人間は、感情や情動で損得を推し量りますが、例外なく正のプラスを思い描いた時点で負のマイナスは準備されます。
なぜなら、正負の学びは同等の価値があるからです。
この理(物理)が分かると深い過去の悩みの存在が形として見えてくるのです。
悩みには、意味のある悩みと無意味な逆に成長を停滞させる悩みの二つがあることが明らかになります。
捨てるべきしつこい悩みと進歩するために必要な悩みと努力の違いを見極めましょう。
過去からのしつこい無意味な悩みから脱却しましょう。
それには、先ず二度とその類の問題を起こさない決意と素直な自己分析です。
そして過去は時間の流れとともに二度と戻ってはこないと認識するのです。その時間には戻れないのです。
現在の意思決定、想念のありようが過去を決定してゆきます。
出来るだけ、苦労や悩みが少ないように合理的に論理として過去生を含む経験を活かしましょう。
人生では、ゲーム機のように即座のリセットは効きません。
今を大切に生きる責任があります。因果律から逃れられませんから。
そして悪想念が浮上する前から普段の想念の管理に心を配って下さい。
闇の想念はしつこく波状的に意識に昇ってきますが、その都度押し返して下さい。
霊性を磨くとはそのことなのです。
過去世を含めた現在までの体験を糧としてそれを自分の人生に活かすことが賢明なのです。
後日あの苦労があったから今があると言えるようになりましょう。
瞑想が役立ちます。きっと悪想念に勝てるようになります。
本日も読んでいただき有難うございました。
【参照:自分との対話】
【参照:悩む前に】
☆「死んでから」の情報に説明不足の部分があるようなので付け足しをしておきました。過去からの思い込みは進化を遅らせるばかりです。今までの常識を今一度見直し修正する勇気も大切です。(ここの情報が受け入れられない場合はそれで結構ですが)
死後脳内の肉体と霊をつなぐ部分が活性化します。
ですから世界の臨死体験を総合すると死に臨み生理学的に似たような死後体験をする傾向があります。
死後にキリスト教徒ではエマニエルやマリアが、仏教徒ではブッダが迎えに来てくれたという話もよく聞きます。
臨死体験ではなく本格的に肉体から霊体が離脱した場合、死後まもなく肉体は顧みられることなしに時間経過とともにアストラル体・エーテル体が希薄になってまいります。つまり個人の喜怒哀楽や肉体界での想念が急速に忘れ去られる現象が起こります。
合理的に考えれば、天国も地獄も個人を判断評価する存在はおりません。
死とは、肉体を脱ぎ捨てて不死の霊体に戻ることを意味します。
あるのは自分の獲得してきた霊的グレードに沿った波動圏に自然と移行することです。休息と共に物質界での復習と次なる人生の青写真の構成に意識は向かうのです。
☆人間は悩みの尽きないものです。
意識の快・不快(悩みや苦しみ)は意識の負の部分の学習と認識が人間の進化と発展に一役買います。
これらの負の意識に気づき、改善し乗り越えることは勇気のいるものです。
しかし、そこから得られる学びは次なる人生に自由と調和をもたらします。
意識はワンランク上のステージを用意します。
☆心は常に軽やかに清々しくありたいものです。また、それは可能です。なぜなら意識学の中では悩み・性癖・怒りといった粗波動は自らが霊的進化を遂げるにふさわしいクセを造り上げてきたからです。本来の自分ではない自分を懸命に演出してきたのです。
☆平和な家庭と健康と豊かな生活の学習はそのまま正負の学びとして霊的貯蔵庫に蓄えられ醸造されます。獲得した理念や真理は、未来の財産として伝達されます。悩みや苦しみのシステムと対処法などの知識の蓄積が英知となり、損なわれることのない自らの財産となります。
☆ブログでも様々な観点から近代の政治経済・文化・宗教がある一定の方向性をもって誘導されていることは誰も感じていることです。過去の知識を絶対視せず純粋観察による再認識の必要性があります。
広まるべき真理は隠され、反真理・反霊性・反理性が主流となり現代の物質覇権の時代を造り上げられてきました。
現在は、潮流が変化し新時代の新たな真理の時代が誰もが知覚できる自体に突入しました。
これは誰にも止められるものではなく今後の地球が進化と科学と霊性の時代に突入してゆくことを意味します。
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