祈りの前の導入
瞑想をしましょう・その五
祈りの前の導入
瞑想の前に祈りがあります。本格的瞑想に入る前の意識の方向付けが祈りです。
祈りと瞑想は別物です。
祈りとは、いつでもどこでも誰でも自由に意識の中に鳴り響かせて自分の豊かな人生を構築してゆくための言霊です。
「世界が平和でありますように」
「家族が健康で元気で暮らせますように」
などの祈りは導入に入れても何ら逆のリターンや不合理ともとれる負の状況は発生しません。
なぜなら万人の願いであり、深層意識の法則に照らしても「今そうでないから」という裏の願望達成には至らないからです。
何度か書きましたが、祈りや願いは深層意識の法則下では間違った入れ方をすると逆の作用が働いてしまうことがあるのです。
つまり、深層意識は願いや請願は逆の不幸や失敗を履行する場合があるということです。
反対に次のような想念や思いの場合はどうでしょうか。
「風邪の熱が下がりますように」…(辛いから)を履行します。
「仕事の業績が上がりますように」…(上司から叱られるから)の恐れを自らに呼び寄せます。
ここまでは、今までの読者の方は理解されたと思います。
祈りは願いであり言霊でパワーです。
祈り言葉は普段の想念よりそのまま意識に入ってゆきます。
祈り言葉の使い方に間違いがあると(人間社会でもそうですが)効果は半減か逆にマイナスとなってしまうこともあります。
分かっている方もかなりいらっしゃるでしょうが確認をして下さい。
1.祈り願うのは「我が霊」に対するものです。それ以外の形あるもの擬人化された物ではありません。深層意識は混乱します。
2.先祖への感謝は、今自分の存在に至らしめた遺伝的感情的繋がりの感謝であります。
先祖たるそれらの霊は、輪廻転生の掟からして次々に新たな人生を歩んでおります。
つまり、意識は何に祈り感謝するのかの判別がつきません。
先祖が守護したり援助や応援の手を差し伸べるのではありません。
目の前の孫がその人だったりするわけですから。
混乱を生じるのです。つまり人生に停滞を来してまいります。
あくまで今の幸福は自分(我が霊)の作りだした幸福なのです。
中には受け入れがたい部分があると感じられる方もいると思います。
しかし、以上に挙げた二点の留意点は深層意識と深い繋がりの中で外せないものです。
今までの認識が覆されると感じられる方がおいでかもしれません。
それはそれで結構です。誰も傷つけたくはありませんし信仰は自由ですから。
ただ、新時代に真理の時代に新たに祈りを生活の中に取り入れてより自然に平和と調和の中に人生の意義を見出し進化を目指す人々には避けて通れない部分となります。
祈りは自分へのメッセージを意識を通して明確化するものです。
◆祈りは願い
祈りは願いです。
「ああなるといいな…」「こうなるといいな…」は人間の生来の希望の本源から導かれるものです。
実際、人間はならないものは脳裏に浮かばないように出来ています。
ですからなる可能性、達成する可能性は高いのです。
ただ、これだけでは弱いと申し上げているわけです。
つまり、意識には何度も言い聞かせて快の情報を今現実にあるかのようにイメージ化してやるのです。
願うは懇願してはなりません。
上記しましたが、意識のルールをちゃんと知るべきです。
懇願は、ならぬからお願いするのですから深層意識は達成に戸惑います。
「~が欲しい、~だといいな」が()の意思の「無理かもしれないけど」とか「すぐに現金で…」をとやりますと深層意識は不必要のサイン、不快、負、マイナスのシグナルを点灯させます。
結果、考えたとりの曖昧な結果を出現させることになります。
祈りは現在近未来進行形がいいのです。
◆祈りとは言霊
「祈り」は、言霊であり自らの裡に鳴り響くパワーです。
無声音での祈り(頭だけの祈りごと)より肉体の声帯を通したパワーはより強度を増すようです。
空未は音は色だと言います。
その色の組み合わせ、強いては数字の組み合わせのエネルギーが言霊と言われる所以です。
言葉にするとOM=オームは南無阿弥陀仏のナームに近く感じます。
アーメンもそうです。神社の「あ」と「ん」も言霊を連想させます。
古代のカタカムナでは、アは全ての始まり、ンは起動させる喚起させるほどの意味のようですから言葉には力があるのです。
読経など声のいい僧から発せられる音はいいものです。
人間の発する祈りは、内なる自己(ハイアーセルフ)の言霊として次元を超えて外界に飛び出します。
そして、その結果を持って法則通りに自分に戻ってきます。祈りはパワーなのです。
祈りとはその人の常に内に鳴り響く想いでもあります。オーラとしての光輝を燦々と放散するものです。
人間は肉体と霊体で出来ており霊体は遍満する創造の一部が霊の波動として取り込まれています。
これは、人間が決して肉体だけの存在ではないことを我々に教示します。
◆祈りと瞑想の違い
よく、祈りや瞑想について聞かれることがあります。
それは、祈りと瞑想の違いについてです。
祈りは、自分のテーマソングみたいなものです。
堅固で真摯な祈りは意識の深い部分へと向かいます。
瞑想は、祈りとは別です。自己の思考・観念・願望・陶酔・偏見・感情移入などは瞑想には当たりません。
瞑想を妨げる原因ともなります。
瞑想は、強制的非強制でなされるべきで、非論理的な思考および行為から解放された状態を指します。
ですから祈りの想念を瞑想中に入れるべきではありません。別物とお考え下さい。
◆祈りの約束事
その祈りには約束事があります。
例とする文言も下に載せましたが、ここでは皆さんがそれぞれに祈りを考案されるのもいいと考えます。
教えられたものでなくとも、法則に則ったガイドラインに沿った祈りであればすんなり深層意識に入りやすいものだからです。
世界が平和でありますように、
創造に栄光あれ、
我が霊よ
などは深層意識に届きやすい言葉であると前に書きました。
これらは奇跡を生む言葉と言われています。
太古からの祈り=霊を求める努力
下に掲げた二つの言辞は何万年も昔から存在し、その真価は証明されており、また多くの人間に計り知れない助けをもたらしてきた。何万年も何百万年もの間、地球や人類のすべての動揺を切り抜けてきたように、世界がその基盤から揺るがされることがあってもこれらの言辞は消滅することはなく、引き続き存在するであろう。(ビリー著 瞑想入門より)
全能なる私の霊よ、あなたの名が讃えられますように。
あなたの王国が私の内に具現され、地にも、天にも、あなたの力が私の内に広がりますように。
日々の糧を今日も与えたまえ。そして私が自らの罪を認め、真実を認めますように。
誘惑や混乱に陥れることなく、誤りから救いたまえ。
あなたは私の内なる王国であり、力であり、そして永遠の知識です。
二つ目の文は以下の通りである。
私の霊よ、私かあなたへの道を求めますように。
私は自ら作り出した憂いに満ち、疲労困憊しているので、あなたへの道を求め、安らぎが与えられますように。
私のすべての誤りと短所をもってあなたへの道を求めますように。
あなたの助けを得て法則と掟に従って私は自己を形成します。
私の意識は疲労し、汚れています。
不純を除き疲労を除くために私を助けたまえ。
私をあなたの内に存在させ、あなたを私の内に存在させたまえ。
私をあなたの内で働かせ、あなたを私の内で働かせたまえ。
いずれの祈りも我が霊になされるべきもので、それ以外の造られた神や人格神になぞられて訴え祈念するものではありません。
平和の祈りの文言もありますから、興味のある方はこちらにお出での節にコピーを差し上げますのでおっしゃってください。
≪まとめ≫
○プラスの建設的、進歩的内容であること。
大切なのは、愛から出ているものなのかどうかです。
愛から出る祈りは鏡の法則ですから健全で明るい結果を自らにもたらします。
逆に呪詛のよう全く愛に反する祈りは、理由はどうあれ例外なく自らに鉄槌を下すことになります。
○深層意識に混乱のないように自分へのメッセージ、自分からのメッセージにすること。
○擬人化を取り除いたものであること。
○慣れ親しんだ懇願や依頼には要注意です。(深層意識は逆を履行する働きがあるからです)
どうしても祈りというと誰かしらに頼むとか懇願するように教えられているか思い込んでいることがあります。
深層意識の説明の中で何度か言及しております。深層意識は自らの発した祈りや想いは、あくまで自分が発して自分が受け取る因果律で成り立っています。そこに擬人化された像やイメージが入ることで深層意識は混乱を来します。偶像の誰かにお願いしたり、感謝すると深層意識はその存在意義を糺されることになるからです。
また、~病気が治りますように、~が欲しいのですなどは全く逆に作用することは、誰もが知っておきたい事柄です。
本日も読んでいただき有難うございました。
【参照:瞑想をしましよう2.】
【参照:瞑想をしましょう3.】
【参照:瞑想をしましょう4.】
【参照:瞑想をしましょう5.】
【参照:瞑想をしましょう6.】
【参照:瞑想をしましょう7.】
【参照:瞑想をしましょう8.】
☆今日も一日お疲れさまでした。
☆多くの人々が瞑想を普段の生活の中に取り入れています。
祈りと瞑想は別物です。祈りとは、いつでもどこでも誰でも自由に意識の中に鳴り響かせて自分の豊かな人生を構築してゆくための言霊です。
☆祈りと瞑想は別物です。
祈りとは、いつでもどこでも誰でも自由にできます。
人間は平和と調和の中に生きるべきです。そのためにも意識のなかに高波動のメッセージを送り続け鳴り響かせておくことが肝要です。
祈りは、自分の豊かな人生を構築してゆくための言霊です。
☆瞑想は意識科学です。現代科学は霊という超素粒子の世界の解明が進むにつれてその概要が明らかになって参ります。この空間の成り立ちと人間の意識の関連が明確になるにつれて一気に意識革命ともいえる新時代の高度な文化が始まります。
☆祈りの前の導入では
少し頭を空にして楽しき事柄、ワクワクした思い出に浸ります。でも…とやらないでそのまま受け入れます。
☆上記の言霊は、人間の霊(意識)に直接の振動に順応させるために必要な言辞です。後日若干の変更があるので付け加えます。古い言葉のようですが真理の言葉です。
☆三つの文言は奇跡を生む言葉と言われております。
祈り言葉だけでなく、普段にも使うと深層意識が徐々にしっかりととらえ始めますから有用です。
1.「世界が平和でありますように」
2.「創造に栄光あれ」
3.「我が霊よ」
☆いかなる言葉も想念の発生も、良きにつけ悪しきにつけエネルギーですから必ずユーターン時に結果と同時にその反対要因の結果ももたらします。当初慣れないと逆にいいことばかり考えていると不幸になってしまうのではないかという意見も出ましょう。この場合プラスの発想や行為はいいことなのです。ただし不幸もつながってくるのではなく「マイナスの認識」部分も心のどこかで理解してこそプラスが生きてくるということです。次のハイレベルな愛行や愛の顕現、嬉しい楽しい気持ちのよい環境づくりの前提となって自分を守ってくれるのです。
☆瞑想の環境についてはいずれ書くつもりですが、日々に座れる場のあることと時間を決めてやることです。
一日10分ないし15分は座ります。仰々しい飾りや煩雑な部屋でなければ結構です。
また、意識の集中という点では喧騒の場でも瞑想は出来ます。心のセンターリングは、無論歩いていても黙想しながらでも出来ます。
☆瞑想は、目を閉じる行為だけと思われがちですが、本質は意識の集中と想念の管理にあります。
ですから瞑想の効果は目を開けてからが大きいのです。瞑想をサポートする祈りは、普段の自分の発する意識(何を考えているか)に気を配り霊的発展を促す論理的な自己認識をするための言霊ともいえます。
☆瞑想と祈りについて多くの方が興味を持たれているようです。瞑想とそれをサポートする祈りは最初にちゃんと勉強しておくべきです。なぜなら人生の可能性の宝庫だからです。
☆ひとには縁というものがあります。2015年 6月18日(木)12時41分配信私的旅行で山形県を訪問中の天皇、皇后両陛下は18日午前、東根市のサクランボ生産農家「天香園」を訪れ、サクランボ狩りを楽しまれたとありました。生まれ故郷が懐かしく感じられました。山形のサクランボは今でこそ有名ですが、六十年前に父親が苗を買ってきて育てて、毎年天皇陛下に献上していたそうです。そのときのサクランボのつめこみ作業の脇で二歳の私がブヨに刺されてかいている写真が残っています。
その後も周囲の親戚筋やテニスの生徒さんにも皇室に近い人が常にいました。先日も軽井沢トーナメントで天皇皇后両陛下の映像が流れていましたが、私もジュニアの部で出場しておりました。お二人の試合は自分の試合時間が延びまして観ることは出来ませんでした。
(追加文15:11分)
まずは、お電話を…
045-290-4431 10:00~17:00
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自分自身を知るには自分を観察するだけでは十分ではない。なぜなら自己認識の道をたどるには、注意深さと、人生の義務と意義を満たそうとする意識的な不断の努力が必要であるからである。<わずかばかりの知識と知覚そして智恵より>
◎小さなエネルギーの場を作る
土地や家の四隅に水晶球を埋めると土地が活性化します。それと同じことで、瞑想や黙想など一人静寂の時に水晶を四つ囲んだ中に入ると快適空間ができます。浄化された一寸球が理想的です。
自分自身を知るには自分を観察するだけでは十分ではない。なぜなら自己認識の道をたどるには、注意深さと、人生の義務と意義を満たそうとする意識的な不断の努力が必要であるからである。<わずかばかりの知識と知覚そして智恵より>
◎小さなエネルギーの場を作る
土地や家の四隅に水晶球を埋めると土地が活性化します。それと同じことで、瞑想や黙想など一人静寂の時に水晶を四つ囲んだ中に入ると快適空間ができます。浄化された一寸球が理想的です。
≪前回最新情報≫
気の世界
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ローズクォーツ・紅水晶の世界
金と宝石の再利用
運をよくする話
瞑想の質問
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